お客様の声
このフェンスは世界で1番だと思っている!
お客様プロフィール
新潟県ブラインドサッカー協会(新潟フェニックスファイヤーズ)
会長 池田様
事務局長 浅間様
使用している製品:ブラインドサッカー用サイドフェンス
日本で初めてブラインドサッカー専用のフェンスを作ってくれました
1つのフィールドに42枚のブラインドサッカー用フェンスが必要
ミツルさんは2005年に日本で初めてブラインドサッカー用フェンスを作ってくれました。
ブラインドサッカーは左右に21枚ずつ計42枚のフェンスを並べてプレーをします。フィールドからボールが外に飛び出すことを防ぎ、選手の位置や向きの把握を助け、ボールの攻防やパスにも使用されるといったとても重要なものです。
だから、ミツルさんに作成をお願いするにあたって、視覚障害がある選手が安全に使用できる、国際ルールに沿っている、当たるボールの音や跳ね返りを丁度良くし選手がプレーしやすくする、室内でも芝の上でも使用できる、フェンスで芝を傷めないようにする、など様々な課題がありましたが、それらを解決し、作ってくれました。
ミツルさんのブラインドサッカー用フェンスは国体や国際交流試合にも使用され、新潟県内だけではなく日本国内で使用されています。
ミツル製のブラインドサッカー用サイドフェンスを使う前は何を使われていましたでしょうか?
昔は専用のフェンスはありませんでした。
私たちが使用していたのはホッケー用フェンスなのか、そのフェンスが重くて高さも低く、当たれば選手が飛び越えて外に出てしまいました。
ブランドサッカー用に作られていないから仕方ありませんが、選手にとっては怪我をすることもある安全性が保たれないフェンスでしたね。
危ないですね。。。そのようなフェンスとミツル製のサイドフェンスを比較していかがですか?
選手がぶつかってもケガをしないように衝撃を吸収し、高さも高くなったのでぶつかった時に選手が飛び越えにくくなりました。
角度もボールの跳ね返りや選手の安全性、倒れにくさなど様々な視点から考慮して作ってくれています。
ミツルの関﨑社長が練習場や試合会場に何度も何度も足を運んで選手にいろいろとヒアリングしていただき、選手目線でつくられているのでとても安全性が高いフェンスになりましたね。
選手としては安心してプレーできるようになって、すごくありがたいですね。
ブラインドサッカーコートではフェンスの設営を選手自身が行う
以前使用していたフェンスは本当に重かった。
ブラインドサッカーのフェンスが常設しているコートはほとんどないので、毎回設営作業が必要になります。日本代表の選手であっても自分たちで設営するんです。
重量があるフェンスは、準備にも時間がかかるし用意するだけで疲れてしまいます。
ミツルさんのブラインドサッカー用フェンスは軽量化されていて設営がかなり楽になりました。
また、設営しやすい造りにもなっていて、労力と時間が随分と軽減されました。
画期的なフェンスで、世界で1番じゃないかと私は思っていますよ。
ブラインドサッカー用フェンスに使われる素材の主流
主流は特にありません。試合先で異なります。
何度か海外にも試合に行きました。ベトナムでは、鉄の枠に風呂場マットの様なものが貼り付けられているフェンスだったり、アルゼンチンでは常設の会場だったけれど枠は鉄製で硬く、フェンスが低くて、ぶつかると痛いフェンスでした。選手としては安全に試合できない状況にとても恐怖を感じていましたね。
その様な異なる試合環境の情報を感じながら対応しなければならない選手はとても大変です。練習の段階でサッカーボールの音のなり具合だったり、跳ね返り具合だったりを確認し、それを考えながら常にプレーしています。
フェンスに当たるボールの跳ね返りも意識して作られている
フェンスは柔らかすぎると音が消えてしまうので柔らかすぎてもダメなんです。
音が頼りのスポーツなので、フェンスに当たった時のボールの音はとても重要になってきます。
また、ボールの跳ね返り方にも関与してきます。衝撃を吸収しすぎて跳ね返らないのもダメですし、跳ね返り過ぎるのもダメ、どこかに飛んでいくのもダメです。
関﨑社長は選手やスタッフに何度も確認をするだけではなく、実際にご自分がブラインドサッカーを体験しながら作ってくれました。
作るのは難しいものだったと思いますが、出来上がったフェンスを使用したブラインドサッカーは、とてもプレーしやすい環境になりました。
ブラインドサッカーではこんな使い方もする
ブラインドサッカー技術があまり高くない選手の場合、足元に転がってくるボールが取りにくく、フェンスに一度当たることによってボールのスピードが弱まり取り易くなります。また、当たった時にボールの音が聞こえるので位置を認識しやすくなります。
競技のレベルが上がってきて直接足元にボールをもらうようになってきていますが、その技術になるまではそういったフェンスの使い方もします。
あとは、試合で選手が自分のポジションを確認する時にもフェンスを使用します。コート内で迷子になる時もあり、同じチームのスタッフがいくら声でどの辺、どの位置にいるとコーチング(声かけ)してもわからない時はフェンスに触って「いま自分がコートのどの辺にいるんだな」と認識する役割も担っています。
だから、ブラインドサッカーでのフェンスはとても重要なんです。
他の御客様へおすすめするポイントはどんなところでしょうか?
プレーする選手の安全性や使用感を第一に考えられて作られているおかげで、安心してサッカーを楽しめるようになりました。
軽量化されているので設営が簡単になっただけでなく、天然芝コートにも使用が可能です。屋内外で同じフェンスを使う事ができるようになり、環境を統一することで選手の負担も軽減されました。
現在は日本各所で使用されていますが、まだ導入されていない県やチームもあるので、ぜひ、このフェンスを使用して欲しいですね。